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悪魔のように恐ろしく、強かな男の復活。

   ↑  2009/06/09 (火)  カテゴリー: しびれた作品
アドレナリン大放出の経済小説。

ちょっとハードボイルドちっくな男たちの生き様にしびれまくり。
経済のアレやコレは、いまいちピンと来なかったりもするけれど、そこはノープロブレム。
激しい買収戦争の中で繰り広げられる、命をすり減らすような駆け引きや、状況がグルグル変わるスピード感などがそんなややこしさを吹き飛ばしてしまいます!

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<どんな話?> 
「いつか日本を買収(バイアウト)するーー」。
1年の海外放浪を経て帰国した鷲津政彦が、まずターゲットに定めたのは、繊維業界の老舗「鈴紡」。
一方、鈴紡は元銀行員の芝野健夫を迎え、買収防衛を図る。
その裏に、かつての芝野の上司で、UTB銀行頭取、飯島の思惑があった!
激烈な買収戦争で最後に笑うのは・・・!?

いや~、今作は前作に比べてとにかくスケールが大きい。
こんなにビックな人やモノまで、単なる駆け引きの道具として利用しちゃうのかと、圧倒されっぱなしでした。
鷲津、すごすぎる~!
経済小説なのにアドレナリン大放出O(≧▽≦)O

でも、そんなド派手なディールを次々に行う一方で、精神的に病んでいく鷲津の描写は痛々しくて・・・
そこが今作の見どころの一つかなと思います。

※ココから先はネタバレあり。

これまでにもすさまじい逆境に立たされてきた、いやいや、自らそれを望んできたともいえる鷲津だけれど、今度ばかりは自分を見失って自暴自棄になってしまいます。
アランの死という衝撃的な出来事に向き合えず、ただただ現実逃避を繰り返し、アランのファミリーに会うことを逡巡する鷲津
そこに人間らしさを見たような気がして、なんだか新鮮でした。
最後の最後に、因縁のある松平貴子と再会した鷲津の描写を読んでいる時も、彼があまりに孤独で、あまりにも脆い存在のようにも感じてせつなかったなぁ。。

芝野にしても、買収合戦の相手から殺人未遂ギリギリの恐ろしい脅しを受けてしまったり、身近な人間が自殺してしまったり・・・
実際にこういうことってあるんでしょうかね・・・?
背筋が寒くなります( ̄ロ ̄lll)

しかし、ここまで命をすり減らすような極限状態になっても、決して倒れてしまうことのない、諦めてしまうことのない彼らの強靭な精神力にはただただ尊敬・感服するばかり。

作品中には長い間、不穏な重苦しい雰囲気が立ち込めてますが、その分、ラストに向かっての怒涛の反撃には快感を覚えます。
復活してからの鷲津は悪魔のように恐ろしく強かで、鮮やか。
どんな相手の心をも瞬時に見透かして、そこに絶妙に切り込んでゆきます。
憎悪しているのに、魅了されてしまう。
どれだけ警戒していても、あっさりココロの奥に入り込まれてしまう。

結局アランの死の謎は最後までわからずじまい。
貴子がそれとなく、明らかに、続編を匂わすような発言をしておりましたが・・・(笑)

それにしても、ビジネスの世界も意外と狭いんですかね。
大きなディールの肝心な部分にはいつも同じよ~なメンツが関わるようになってるみたいです。

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