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奇妙な雰囲気と違和感にとりつかれてしまう作品。

   ↑  2008/07/07 (月)  カテゴリー: 独特な世界観を持つ作品
「殺された私」が捨てられるまでを実況中継・・・? 

「わたし」は九歳。
物語の始めの方で、親友の弥生ちゃんに高い木の上から突き落とされて死んでしまいます。
しかし、この本の奇妙なところは、死体の「わたし」がそこからもずっと一人称で物語を語っていくところ・・・。

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
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しかも、「殺されてしまって悔しい」とか「悲しい」とか「痛い」とか「恨んでやる」という感じでは全くなく、ごく普通の調子で淡々と、2人の小さな犯人が自分の死体をどこかに捨てて隠してしまおうとする様子を伝えています。

オチは途中で見えてしまうのですが、その奇妙な雰囲気にとりつかれて、ぐいぐい読み進めてしまいました。

死体は見つかりそうになるたびに運び出されます。
田んぼの脇の溝にはめこまれた時の、

「締められていない蓋一枚分の窓からは、わたしの足の先が見えていた。
片方の足にはサンダル。
もう片方の足は素足で、泥がついていた。
素足のほうをまじまじと眺められて、わたしは少し恥ずかしくなった」


・・・という描写ったらもう・・・ぞくりとしてしまいます。

う~ん。この雰囲気を16歳の男の子が作り出したなんて驚きです。

本にはこれとは別に「優子」というお話も含まれているのですが、こちらも独特。
古めかしい雰囲気が漂っているのと同時に、不気味なものの代表格(?)である大量の日本人形や、ひび割れた三面鏡などが登場します。

2作品とも、そんなに「怖い~!」っていう感じではないんですが、物語の中に常に違和感がつきまとってくる、妙な雰囲気がクセになります。

暑い夏、ちょっぴりクールダウンしたい人にはオススメかも。

素晴らしい すごい とても良い 良い

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2008/07/07 | Comment (1) | Trackback (1) | HOMEへ | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


先日は、ありがとうございました。
こちらにもトラックバックさせていただきました。

トラックバックお待ちしていますね。

藍色 |  2009/04/15 (水) 15:44 No.265

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